風水用語として知っておきたい言葉に、明堂というものがあります。外から入って来る「気」をためておいて、それを場に適したものへと変化させる場のことをいいます。

外には様々な気が漂っていますが、車や人が多く行き交う道路には様々な気が存在します。明堂がなくそういった道路のすぐそばに玄関があると、雑多な気が家の中にどっと押し寄せてしまいます。外と内との境界が明堂です

。明堂の基本は、何も行わない空間になります。「気」を練るための空間なので、そこでは何も行わない方がいいのです。

例えば駐車場を明堂にしたいと考えがちですが、駐車場は車を停車しておいたり出し入れする場所です。「気」を練るためにはあまり適した場所とはいえません。あくまでも外と内を分けるために必要な空間になります。