瞑想をする前に、体を緩めたら、次は呼吸に意識を向けます。ゆっくりと深い呼吸を行いましょう。吐いては吸って、吐いては吸ってを繰り返します。寄せては返す波のように深い呼吸を繰り返します。意識は海のようなものだと考えましょう。表面はいろいろな感情で波立っているけれど、深い部分は、海の底のような静けさがあるということです。体をゆるめて呼吸を深くすると、その静かな感覚を感じることができるでしょう。瞑想をしているといろんな思考や感情が浮かんできます。それは同じ場所にとどまることはないのです。すべては流れていくものです。浮かんできた思考や感情を無理に消すことはありません。ただただ眺めていればよいのです。自分の思考や感情を見つめていくこと。それが瞑想というものです。どんな思考や感情が浮かんでも、あるがままに受け入れましょう。